水で膨らむボール状の樹脂製おもちゃの誤飲に注意
2022年2月22日、メールマガジンに掲載された情報です。
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内容
事例
自宅の庭で遊んでいたときに、水で膨らむボール状の樹脂製おもちゃを飲み込んだ。その夜嘔吐し、嘔吐物の中におもちゃの一部があったため、すぐに病院を受診したところ、腸閉塞が認められた。開腹手術を行うと、腸に3センチ大に拡張したおもちゃが詰まっていた。
(当事者:11カ月 男児)
ひとことアドバイス
- 水で膨らむボール状の樹脂製おもちゃは、元は小さいものの、飲み込むと体内で水分を吸収してゼリー状に膨らみ、腸に詰まり、重症となるおそれがあります。
- 子どもだけで遊ばせず、誤飲しないようそばで見守りましょう。また、使わないときは、子どもの手が届かない場所に保管することが大切です。
- 誤飲した可能性があるときは、すぐに医療機関を受診し、誤飲したものが水で膨らむ樹脂製おもちゃであることや誤飲したと思われる時間帯を伝えましょう。
- 小さい子どもがいる家庭では、購入を控えることも検討しましょう。
- 水で膨らむ樹脂製品は、おもちゃだけでなく、インテリアとして販売されているものなどもあります。同様に、置き場所などには注意を払いましょう。
参考
本情報は、国民生活センターの公表資料をもとに編集・発行しています。
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