危険!食品による窒息事故
2021年3月16日、メールマガジンに掲載された情報です。
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内容
事例1
薄くスライスしたリンゴを自分で持たせ、食べさせていたところ、えずいて顔が真っ赤になった。苦しそうな様子が続き、嘔吐した。
(当事者:0歳10カ月 男児)
事例2
あめ玉の形をしたチーズを食べさせたところ、のどに詰まらせた。すぐに吐き出したので大事には至らなかったが、危険だと思う。
(当事者:3歳)
ひとことアドバイス
- 乳幼児は食品をかみ砕く力、飲み込む機能が未発達です。
- 窒息事故を防止するため、食べ物は小さく切ったり、形態を変えたりした上で、よくかんで食べさせましょう。
- 寝転んだ姿勢や、口に入れた状態での遊びやおしゃべりは危険です。正しい姿勢で座らせ、食べることに集中させましょう。
- 日本小児科学会のホームページなどを参考に、窒息事故の要因と対策を正しく理解することも大切です。
参考
- 〜食品による窒息 子どもを守るためにできること〜(公益社団法人日本小児科学会)
- 食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!−気管支炎や肺炎を起こすおそれも、硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで−(消費者庁)[PDF形式]
本情報は、医療機関ネットワーク事業に参画している医療機関からの情報と、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。
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