ヘアドライヤーの根元のコードから火花が出た
質問
ヘアドライヤーを使用していたところ、本体の根元の電源コードから火花が飛び散りました。幸いやけどはしませんでしたがどうしてこのようなことが起きたのでしょうか。
回答
ヘアドライヤーのコードの根元が使用中に熱くなったり、他の箇所に比べて変形していたり柔らかくなっていませんでしたか。このような状態でヘアドライヤーを使い続けると、コードの損傷が拡大して導線が断線したりショートして火花が散ることがあります。
解説
全国の消費生活センターには同様の事故情報が他にも寄せられています。なかにはやけどを負ったケースもあることから、国民生活センターや、下記のとおり複数の機関が注意喚起をしています。
取扱説明書には、コードに負荷がかかるためコードをヘアドライヤー本体に巻きつけないようにと記載されています。取扱説明書をよく読み丁寧に扱いましょう。もし、コードに発熱や変形などがみられたり、使用中に停止するなど動作に異常がみられたりした場合は、使用しないようにしましょう。
お困りの際にはお近くの消費生活センター(消費者ホットライン188)にご相談ください。
参考
- ヘアドライヤーの取り扱いに注意−発火、火花の発生によるやけどや、髪の毛が吸い込まれて抜けなくなることも−
- 製品安全情報メールマガジン(PSマガジン) Vol.146 5月24日号「ヘアードライヤーによる事故」(独立行政法人製品評価技術基盤機構)
- 製品安全教育DVDハンドブック(ヘアドライヤーの事故)(独立行政法人製品評価技術基盤機構)
- 【製安プレスリリース】配線器具等による事故にご注意ください(独立行政法人製品評価技術基盤機構)
- 【製安プレスリリース】電源プラグ・コード及び配線器具による事故の防止について(注意喚起)(独立行政法人製品評価技術基盤機構)
- 商品テスト ヘアドライヤー電源コードに関する危険(東京都生活文化局消費生活部生活安全課)[PDF形式]
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