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[2017年1月30日:公表]

体調を改善するために使用した電気マッサージ器で背中の筋を痛めた

質問

 最近凝りがひどいので電気マッサージチェアを強さが強で使用したところ、逆にマッサージした背中の筋の部分を痛めてしまいました。どうしたらよいでしょうか。

回答

 今回と同じように凝った部分を改善しようとして電気マッサージ器を使用したら背中などを逆に痛めてしまったという事故情報が全国の消費生活センターに寄せられています。

 背中の筋を痛めているとのことなので使用をやめ、早急に専門医を受診するようにしましょう。

解説

 「電気マッサージ器を使用したところ圧迫骨折した」「フットマッサージ器使用したら太ももが内出血した」など家庭用の電気マッサージ器に関する事故情報が増加傾向にあることから、国民生活センターでは消費者に向けて注意喚起しています。

 せっかく体調を改善するために購入したのに、逆に身体を痛めては元も子もありません。電気マッサージ器の使用に際しては以下の点について注意しましょう。

  • 電気マッサージ器には使用が禁止されている疾病などがあります。購入や使用前には販売店や医師に確認すること。
  • 店舗等での体験コーナーでも事故は発生しています。販売員に尋ねる、取扱説明書を読むなどして、まずは機器の操作方法を知ること。
  • 安全のために使用する際はまず弱の強さから始めること。
  • 身体に異常を感じたらすぐに使用を中止すること。
  • 使用前にカバーの破れやズレなど機器に異常がないか確認すること。

 お困りの際にはお近くの消費生活センター(消費者ホットライン188)にご相談ください。

参考