歯科インプラント治療で思わぬ被害
質問
歯並びを整えるためインプラントを行いたいと考えていますが、注意することはありますか?
回答
術後に問題が起こると、回復までは長期の治療を要し、困難を伴うケースも寄せられています。施術の前に、十分に情報収集し、慎重に検討しましょう。
解説
歯科インプラントは、今のところ公的医療保険が適用されない自由診療であり、総じて費用が高額です。また、口腔(こうくう)内の状態は人によりさまざまで、思うような治療が行えないこともあります。
自身でも情報収集を行い、治療中の身体的負担等を含め、歯科医師から、事前によく説明を受けましょう。
歯科インプラントを入れた後は、適切なケアを継続的に行わないと、多くの合併症を誘発することもあります。医師の指導の下、口腔清掃を欠かさず、定期的な検診も受けましょう。
施術に関連していると思われる身体上の問題が発生した場合、その治療・回復に至るまでが比較的長期にわたることもあります。他の歯科医によるセカンドオピニオンや、自治体の医療相談窓口、必要に応じて弁護士による法律相談を利用し、その後の対応を検討することになります。