生命保険関連
生命保険に関する主な相談は、勧誘の際の説明不足や、契約時の告知に関するトラブル、解約返戻金の額などでトラブルになったものなどが寄せられています。
PIO-NETに登録された相談件数の推移
年度 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
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相談件数 | 6,589 | 8,808 | 6,080 | 3,610(前年同期 4,122) |
相談件数は2021年12月31日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)
最近の事例
- 外貨建て個人年金保険と変額終身保険を契約した際に、積み立て式なので「預金しているつもりで」という説明を受けた。しかし、実際は手数料などが引かれ積立額が目減りしており不満だ。
- 高齢の母が保険会社と契約した複数の生命保険のうち1つを解約したが、解約返戻金が想定より少なかった。納得できない。
- 高齢の母が、被保険者が娘の私で、受取人が母という生命保険を契約していたことが分かった。そのような契約をした覚えはない。勧誘時の説明に問題があったのではないか。
- 相続対策にもなると外貨建て生命保険を勧められ、外貨預金口座を開設したが、「外貨建て生命保険の契約は慎重に」との記事を見かけた。リスクのある契約なら断りたい。
- 何十年も前に保険会社から解約返戻金があると言われて契約していたが、事業譲渡後の保険会社に「引き継いだ保険は掛け捨てなので返戻金はない」と言われた。どうしたらよいか。
- ※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。
国民生活センターホームページの関連情報
- 外貨建て生命保険の相談が増加しています!(2020年2月20日)
- 保険商品の銀行窓口販売の全面解禁から10年を迎えて−新たに外貨建て保険のトラブルも−(2017年12月21日)
- 銀行窓口で勧誘された一時払い終身保険に関するトラブル−高齢者への不適切な勧誘が急増中−(2012年4月19日)