照明器具
受付番号:2023092
目的
照明器具から発煙したため調べたところ、内部が焦げていた。発煙した原因を調べてほしい。
テスト結果の概要
苦情品は点灯するものの、回路基板上のダイオードが故障したことで異常発熱し、その熱の影響によって電解コンデンサの劣化が加速して破裂、発煙した可能性が考えられた。ダイオードの故障については、部品の定格に対して、実際の使用条件下では十分な余裕がなく、放熱が不十分であること等が考えられ、さらに、点灯と消灯によって加熱と冷却が繰り返されることで、劣化が加速し、短期間で故障する一因となったものと考えられた。