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[2024年3月:公表]

ガラス製ジョッキ

受付番号:2023090


目的

二重構造のガラス製ジョッキを洗っていたところ、内側が割れた。割れた原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品の内容器は、同様の構造である参考品3銘柄より肉厚が極めて薄く、薄肉部に洗浄時の局所的な力が加わったことで破損したものと考えられた。また、破壊の起点と考えられる部分付近の厚さが0.2mmほど(参考:顕微鏡のカバーガラスの厚さは約0.17mm)であったことから、苦情品の内容器は、洗浄等の通常の使用に対して十分な強度を有してはいなかった可能性が考えられた。