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[2022年10月:公表]

電気カーペット

受付番号:2022001


目的

電気カーペットの上にラグを敷き、その上にビーズクッションを置いていたところ、ビーズクッションのビーズが溶けて、床が焦げた。商品に問題がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品はスイッチ「切」の状態では、通電することはなく、各部の温度上昇を引き起こすことはなかった。また、苦情品の温度設定を「強」にして4日間に渡って通電し続けたところ、ビーズクッションを置いた部分以外では異常な温度上昇は見られなかった。しかし、ビーズクッションの下では、ビーズが溶けて床が焦げる現象は再現しなかったものの、ビーズが硬化するとされる温度を上回る100℃前後にまで達したことから、事故の際、これと類似した状況が生じていた可能性が考えられた。なお、苦情品には保温性の高い物を長時間同じ場所に置かないよう注意表示があった。