独立行政法人国民生活センター

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[2018年1月:公表]

椅子

受付番号:29096


目的

椅子の座面を上げようと中腰でレバーを操作したところ、座面が飛んだため身体も後ろに飛ばされ仙骨と腰椎を骨折した。座面が飛んだ原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品は、ガスレバーを操作して座面を上昇させた際に座面が支柱から外れて飛んだものと考えられた。苦情品の座面と支柱の固定力を測定したところ、苦情同型品、参考品と比較して小さく、座面が支柱から外れやすかった。ただし、支柱の嵌合(かんごう)部の寸法は苦情同型品と大きな差異がなく、座面のテーパ穴の径は精度良く測定することができなかったため、固定力が小さくなった原因は特定できなかった。