独立行政法人国民生活センター

検索メニュー

×閉じる

現在の位置: トップページ > 相談事例 > 消費者トラブル解説集 > シリーズものの定期刊行誌を講読しているが、最終号まで購入するとかなり高額だった

ここから本文
[2013年7月30日:公表]

シリーズものの定期刊行誌を講読しているが、最終号まで購入するとかなり高額だった

質問

 週刊のシリーズ雑誌と付録が魅力的で、創刊号が安かったことから購読を始めたが、最終号までそろえると20万円程度の費用が必要になると気づいた。

回答

 付録や内容だけに目を奪われないように。最後まで購入した場合の費用も見積もって、購読を検討しましょう。

解説

 週刊や隔週で発行される雑誌のなかには、百科事典のような知識やハウツー、あるいは添付されるパーツを順に組み上げて、立派なジオラマや模型が完成することをセールスポイントとした、様々なシリーズが刊行されています。

 えてして創刊号は、キャンペーンも兼ねて、特に求めやすい価格であったりすることから、ついつい購読を始めがちですが、シリーズ全号を購読すると、最終的にかなりの費用になる物もみられます。

 テレビコマーシャルや新聞広告の時点では、シリーズ終了予定が決まっておらず、予定号数が示されていないこともあります。購読する際は、発行元の問い合わせ窓口やサポートセンターに問い合わせるなどで、最終号までの予定を基に、おおよその費用を検討してから購読すると良いでしょう。

 このようなシリーズ物は、数か月から年単位の長期刊行となるので、せっかく購読する以上は、途中で根気が折れないよう、興味があり、楽しめるテーマを選ぶことが大切です。