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[2023年2月24日:更新]

ファンド型投資商品・未公開株・怪しい社債

 実体の分からないファンド型投資商品(※1)や未公開株(※2)、怪しい社債(※3)に関する相談が寄せられています。

  • ※1 ファンドは、複数の出資者から資金を募り、その資金を元手とした事業・投資などを行って、得られた収益を出資者に配分する仕組みです。なお、契約者が購入した商品などを業者が一定期間預かり、そこから得られる収益を契約者が受け取る仕組みの預託契約などについても、「ファンド型投資商品」として集計しています。
  • ※2 未公開株とは、証券取引所などに上場していない株のことをいいますが、「未公開株を購入したが、上場予定時期を過ぎても上場しない」「未公開株を購入したが、業者と連絡が取れない」など虚偽の説明による勧誘などの詐欺的な事例も見受けられます。
  • ※3 怪しい社債とは、金融機関等以外から販売勧誘される社債のことで、買え買え詐欺(劇場型勧誘)による詐欺的なトラブルが目立っています。

PIO-NETに登録された相談件数の推移

ファンド型投資商品
年度 2019 2020 2021 2022
相談件数 5,479 5,179 4,599 3,076(前年同期 3,253)
未公開株
年度 2019 2020 2021 2022
相談件数 229 156 154 74(前年同期 108)
怪しい社債
年度 2019 2020 2021 2022
相談件数 229 152 164 81(前年同期 117)

相談件数は2022年12月31日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)

最近の事例

ファンド型投資商品

  • 友人を介して海外リゾート事業に出資した。毎月配当が入っていたが、新型コロナウイルス感染拡大後、配当がなくなった。元本を返金してもらいたい。
  • 合同会社の社員権を取得し、海外の投資に全財産を出資した。出金の申請をしたが、応じてもらえない。どうすればいいか。
  • マッチングアプリで知り合った男性に勧められ、海外の銀行に投資をしたが、お金が引き出せなくなり連絡も取れなくなった。どうしたらよいか。

未公開株・怪しい社債

  • 友人が事業の実態が不明な会社の未公開株の販売等に関わっている。友人は騙されていると思う。どうすればよいか。
  • 知らない会社から社債を購入しないかと電話があった。その後、営業員が自宅を訪れ、契約書を交わして代金を振り込もうとしたところ銀行に止められた。詐欺だろうか。
  • 将来値上がりする暗号資産で代物返済されるという私募債を知人に勧められ購入した。その後、代物弁済の完了通知がきたが、実態がない暗号資産のようだ。解約したい。
  • ※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。

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