けがに注意!スライサーも刃物です!
2013年3月22日、メールマガジンに掲載された情報です。
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内容
事例1
刃がセラミック製のスライサーを購入した。たまねぎを切る際、大きいので大丈夫だろうと思い、安全ホルダーを使わずに使用したところ、右の親指の先を切ってしまった。調理は今までほとんどしたことがなく、スライサーは包丁より簡単に使えるものだと思っていた。(60歳代 男性)
事例2
テレビショッピングで購入したスライサーの刃の調整の仕方を調べているときに、刃に指が触れ左手の中指と薬指が切れた。その後、安全ホルダーを使ってごぼうをスライスしたが、ごぼうが刃につかえて動かなくなってしまい、それを取り除こうとして右手の親指の先を爪ごと切ってしまった。(60歳代 女性)
ひとこと助言
- 野菜をスライスするために使用される「スライサー」でけがをする事故が起きています。
- 事例の他にも、スライサーを洗っているときや、収納場所から取り出すときなどにけがをするケースもあります。
- スライサーによる事故は、皮膚の表面が削がれるような傷を負うことが多く、重症になりやすい傾向があります。包丁のように刃がむき出しになっていないため安全なイメージもありますが、刃物であることを認識し十分注意して使いましょう。
- スライサーを使用する際には、説明書に従い正しい使い方で使用することが大切です。特に食材が残り少なくなったときは、必ず安全ホルダーを使用しましょう。
本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。
<参考>国民生活センター公表情報
「スライサーを安全に使うには−安全ホルダーの使用性を中心に−」
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