引っ越しサービスをめぐるトラブルに注意!
2014年2月21日、メールマガジンに掲載された情報です。
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内容
事例1
午前中の作業を指定した引越業者が18時ごろになってようやく来たが、謝罪もなかった。作業終了後、荷物が一つなくなっており、翌朝業者に伝えたところ「専用の箱に荷物を入れて鍵をかけて運ぶので紛失は考えられない」と言われた。業者の対応が悪すぎる。
(専門学校生 男性)
事例2
インターネットで見つけた引越業者に見積もりを依頼した。すぐに業者から電話があり、口頭で見積額を提示され、段ボールや契約書類を送ると言われるなど、相手のペースで話が進み、よく考えずに了承してしまった。その後、別の業者からも見積もりを取り、結果的にそちらと契約を決めたため最初の業者を断ったところ、段ボールの代金と送料を請求された。どうすればよいか。
(大学生 女性)
ひとことアドバイス
- 進学や就職等に伴い、例年3月から5月は引っ越しサービスに関する相談が多く寄せられます。事例の他に「家具に傷がついた」「高額な解約料を請求された」等の相談もあります。
- 引越業者を選ぶ際は、複数の業者から見積もりを取り、作業員数や補償等、価格以外の条件についてもよく検討することが大切です。
- 契約時は、見積書を受け取るとともに必ず約款を確認し、疑問点があれば事業者に聞きましょう。
- 梱包用の段ボールの返送料等をめぐり、トラブルになることがあります。契約先が確定する前には受け取らないようにしましょう。
- 紛失や損傷がある場合は事業者に速やかに連絡する必要があります。引っ越しが完了したらすぐに荷物の状態等を確認しましょう。
- 困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。
本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。
<参考>国民生活センター公表情報
「消費税アップによる駆け込み需要でより混雑する?引っ越しサービスに関するトラブルを防ぐために」
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