独立行政法人国民生活センター

検索メニュー

×閉じる

現在の位置: トップページ > 注目情報 > 商品テスト > 商品テスト結果 > 浅く腰掛けたところ、前のめりに転倒しそうになった椅子(相談解決のためのテストから No.137)

ここから本文
[2019年12月12日:公表]

浅く腰掛けたところ、前のめりに転倒しそうになった椅子(相談解決のためのテストから No.137)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「キャスター付きの椅子(ダイニングチェア)に浅く座ったところ、前のめりに転倒しそうになった。商品の安全性に問題がないか調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該品は、キャスターがついており、座面が回転するダイニングチェアでした。

 相談者の申し出によると、座ると前のめりに倒れそうになり、他の人が座っても同様であったとのことでした。

 当該品を調べたところ、座面の前端部は前側のキャスターの回転軸から185mm突出していました。

 さらに、当該品の安定性を調べるために、JIS S 1204「家具−いす−直立形のいす及びスツールの安定性の試験方法」に準拠した前方安定性試験を行いました。試験は座面の前端から50mmの位置に、600N(61kgf)の力を加えた状態でテストを行いますが、当該品は310N(32kgf)加えた時点で後側のキャスターが浮き上がってしまいました。

 当該品は浅く腰掛けた場合には転倒しやすく、前方安定性に問題がある商品と考えられました。

 依頼センターがテスト結果を事業者に説明したところ、相談者宅で保管していた商品は事業者に返品され購入代金の返金がありました。また、事業者から、今後の商品の仕入れや買い付けの際には、当該JISを参考とするとの回答がありました。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について