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[2019年10月24日:公表]

犬用リードが外れる事故に注意(相談解決のためのテストから No.133)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。

 消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「犬用リードのナスカンが外れて犬が逃げたため、追い掛けたところ転倒してけがをした。ナスカンが外れた原因を調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該品は、ナスカンと持ち手部のある平ひもからなる小型犬用のリードで、首輪のDカンにリードのナスカンを取り付けて使用するものでした。相談者によると、散歩中に犬の糞を処理するため目を離している間にナスカンが外れ、犬が逃げ出したとのことでした。なお、当該品は過去にも数回、同様にナスカンが外れたことがあったとのことでした。

写真.当該品の構造
当該品の犬用リードの構造を表した写真。首輪とリードをつなぐナスカンはレバーを押すと開く構造である。

 当該品を調査したところ、ナスカンの作動状態を含め、異常はみられませんでした。

 次に、ナスカンがDカンから外れた原因を調査するため、当該品および同様の構造の参考品3銘柄について、犬の首ふり等の動きを模して首輪を動かした再現テストを実施したところ、いずれもナスカンがDカンから外れる現象が確認できました。犬の動作の影響などにより、首輪のバックルや平ひもの隙間によってナスカンのレバーが押されたことで、ナスカンが開いた状態となり外れたものと考えられました。

 なお、当該品の取扱説明書には、「犬の体型や動作など、様々な諸条件によりナスカンが外れる場合がありますので、飼い主の責任において十分な安全管理を行ってください。」旨の注意表示がありました。

 当該品に限らず、同様なナスカンを採用したリードでは、犬の動作の影響や諸条件等によりナスカンが外れることがあります。リード使用時にはナスカンが外れる場合があることを認識し、犬から目を離さないようにするなど十分な安全管理を行いましょう。

 なお、ナスカンのレバーが不意に押されないよう、ロックする機能があり、同様の現象を防止する犬用リードも販売されています。犬が不意に逃げると、交通トラブルに発展したり、他人に危害が及ぶおそれがあるので、未然防止のためにこのような商品を選択することも検討しましょう。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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