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[2018年6月14日:公表]

電気ジャー炊飯器での保温によりご飯から腐敗臭が発生(相談解決のためのテストから No.122)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

 消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「買い換えた電気ジャー炊飯器でご飯を炊き、24時間保温をしたところ、ご飯から腐敗臭がした。腐敗臭の原因を調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該品は保温機能を有するIH式の電気ジャー炊飯器で、取扱説明書には、においの発生等の原因となるため24時間以上の保温はしない旨の記載がありました。

 当該品を用いて、炊飯直後にほぐした時点と、それから24時間保温した時点でのご飯のにおいをモニターに評価してもらったところ、炊飯直後では大半のモニターが正常なご飯のにおいと回答したのに対し、24時間保温時では全員が異常なにおいと回答しました。

 保温中の65℃前後の温度では、腐敗臭の原因となる好熱性細菌が増殖しうることが知られており、当該品で炊飯したご飯について調べたところ、24時間保温時点のご飯からは多数の好熱性細菌が検出され、腐敗臭の原因は、好熱性細菌が増殖したためと考えられました。

 電気ジャー炊飯器や米に異常がみられなくても、炊飯後、保温していくうちに腐敗臭や不快な臭いが発生することがあります。そのような傾向がみられた場合には、その対策として炊飯器の取扱説明書には汚れやすい部分や分解可能な部分などの清掃や洗浄を実施することが記載されています。

 また、ご飯の保温時間を短くしたり、保温時間が長くなりそうなら、速やかに放冷して冷蔵するか、なるべくなら冷凍し、電子レンジで温めてから食べると良いでしょう。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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