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[2018年1月18日:公表]

眼鏡の形をした拡大鏡−眼鏡の形をしていますが眼鏡ではありません−(相談解決のためのテストから No.118)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「眼鏡の形をしたルーペを使用したところ、広告とは異なり字が見えにくかった。商品に問題がないか調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該品は新聞や文庫本などの小さい文字を読むときに使用する眼鏡の形をした拡大鏡でした。顔に着用して使用するため、両手を自由に使えるものでした。46歳〜60歳までのモニター10名(男性5名、女性5名、平均年齢52歳)が、裸眼のほか、当該品、同型品、参考品(当該品と同様に顔に着用して使用するもの)を実際に着用して、新聞、フォントサイズ5ptの文章を読み、視野の中心部の文字の見やすさを評価しました。

 テストの結果、新聞の文字は裸眼、当該品、同型品、参考品のいずれにおいても全員が「はっきり見える」との回答でした。一方、新聞の文字よりも小さいフォントサイズ5ptの文章の文字では、3名が裸眼では「はっきり見えない」と回答していました。しかし、当該品と同型品を着用すると全員が「はっきり見える」との回答でした。参考品も10名中9名が「はっきり見える」との回答でした。なお、テスト後の意見として、当該品、同型品、参考品は視野の周囲の文字がぼやけるという回答がいずれも5名から寄せられました。

 当該品の箱や取扱説明書について、用途に関する表示を調べたところ、「拡大鏡」「運転時や歩行時は必ずはずしてください」など、当該品の拡大鏡としての用途が記載されていました。参考品も同様でした。

 以上、眼鏡の形をした拡大鏡は、裸眼に比べて視野の中心部の文字がはっきり見えると回答するモニターが多くなりました。その一方で、視野の周囲の文字がぼやけるという意見があることもわかりました。

 眼鏡の形をした拡大鏡は、個人用に調整された眼鏡ではないため、眼鏡と同等の使い勝手は期待できません。また、視野の周囲の文字がぼやけるのは拡大鏡の一般的な現象ですので、眼鏡の形をしていますが、あくまで拡大鏡であるということをよく理解した上で購入を検討しましょう。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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