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[2016年12月15日:公表]

エナメル調素材のブーツが左右で張り付き転倒することも(相談解決のためのテストからNo.105)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「駅の階段を下りている途中で、履いていたブーツ同士がくっつき、前のめりに転倒し左膝を骨折した。ブーツ同士がくっついた原因を調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該品は、表面が光沢のあるエナメル調素材の女性向けブーツで、デザインとしてしわがつけられていました。当該品と同様に、光沢のあるエナメル調素材でしわがつけられたブーツは、数多く販売されていることから、当該品以外の2銘柄を参考品として加え、調査を行いました。

 まず、左右の表面同士を接触させた場合、いずれのブーツも互いに張り付き動きづらくなる様子が見られました。

 さらに、女性モニター3名(足のサイズ22.5〜23.0cm)に実際に履いてもらい、通常の歩行と階段の昇降を行った際の感想を聞きました。

 その結果、いずれのブーツも、3名全員が、通常の歩行や階段の昇降では左右が互いに張り付くことはなかったが、意図的に接触させた場合には接触面積は狭くても強い抵抗があるとの回答でした。また、互いに接触したときの抵抗は、当該品と参考品A、Bに差はないという回答でした。

 以上、当該品は左右が互いに接触した場合、接触面積が狭くても強い抵抗が生じることが確認されましたが、参考品と比較しても特に張り付きやすいとは言えず、エナメル調素材を使用したブーツの一般的な特性であると考えられました。

 表面がエナメル調素材のブーツは、左右が互いに接触すると、接触面積が狭くても張り付いて強い抵抗が生じ、場合によっては転倒する可能性があります。エナメル調素材の特性を知り、エナメル調素材のブーツで歩行する際は注意しましょう。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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