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[2009年6月4日:公表]

水槽用ヒーターの空焚きによる火災に注意!

目的

 金魚、熱帯魚の水槽の水温を一定温度にするためのヒーターが、「水槽用ヒーター」あるいは「熱帯魚用ヒーター」(以下、「水槽用ヒーター」という)などの名称で販売されている。

 PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、「水槽用ヒーターを水を張ったバケツに入れ、子どもを迎えに外出し、帰宅したら居間で火災が発生していた」など水槽用ヒーターの相談が2004年度から2008年度の5年間で18件(そのうち4件が発火、火災)寄せられている。

 また、水槽用ヒーターについては、1995年に発生した阪神・淡路大震災の際に、水槽が転倒するなどによって、ヒーターが水中から露出してしまい、空焚き状態になり火災に至るなど、水槽用ヒーターが原因の火災は、電気ストーブの19件に次いで、15件発生したと報告されている(総務省消防庁)。

 その他、経済産業省の重大製品事故情報には、「水槽の水抜き作業中にその場を離れ戻ってきたところ、出火していた」などの事故情報が2004年度からの5年間で5件寄せられているほか、東京消防庁の調査にも、2005年度からの3年間で15件の水槽用ヒーターが原因とされる火災発生が報告されている。

 そこで、主に日本ペット用品工業会に加盟している事業者のサーモスタットが不要なオートヒーター8銘柄を対象として、水槽用ヒーターが空焚き状態になった時のヒーターの温度などについてテストを行い、情報提供することとした。



テスト結果等

1.可燃物を使った発火試験

 水槽用ヒーターが空気中に放置され空焚き状態となり、新聞などの可燃物に接すると焦げたり、条件によっては発火することがあった。

2.空焚き状態での温度

 水槽用ヒーターを空気中に出し空焚き状態にしたところ、8銘柄中7銘柄で、ヒーター部の表面温度が通電後3〜5分で400℃前後まで上昇した。

3.空焚きに関する注意表示

 全銘柄で空焚き状態で使用しない旨の注意表示があった。



消費者へのアドバイス

  • 空焚き状態にならないように十分注意する。
  • 可燃物が触れにくいようヒーターにカバーを付けたものや、ヒーターの温度を低めにコントロールしたものがあったので、購入の際に検討するとよい。


業界への要望

 火災などの未然防止のため、空焚きした際には、温度ヒューズなどにより火災の危険のない温度で通電を遮断する等の対策を要望する。



要望先

日本ペット用品工業会



情報提供先

内閣府 国民生活局 総務課 国民生活情報室
経済産業省 商務情報政策局 商務流通グループ 消費経済政策課
経済産業省 商務情報政策局 商務流通グループ 製品安全課



動画




本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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