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[2007年4月5日:公表]

電動3・4輪車の安全性

目的

 「電動3・4輪車」は、足腰等の身体能力が低下した高齢者などが使用する乗り物(電動車いす)であるが、道路を横断中の事故や安全性や品質に関する相談事例も見られる。そこで、8銘柄について道路交通法への適合、20名の高齢者によるモニターテストを中心とした安全性、操作性などを調べた。



結果

  • 速度が道路交通法の基準を超え、危険と思われるものがあった。
  • アクセルレバーに操作ミスを起こしやすいものがあった。また、着座しないとアクセルレバーを操作しても走り出さない安全機構が必要と考えられた。
  • アクセルレバーの誤操作による危険防止の緊急停止機構がないものや、装備していても握り方によっては働かないものがあった。
  • クラッチを切ったときの制動機構を装備していないものがあり、坂道では特に危険であった。
  • 電動3・4輪車は自動車から見えにくく危険である。
  • 要充電表示が出るまでの走行距離は約8〜18kmで、バッテリーが切れるまでは全銘柄ともさらに4km以上の走行が可能であった。


消費者へのアドバイス

  • 街中でスムーズな操作ができるようにとにかく練習をする。
  • アクセルレバーはなるべく片手で操作する。
  • 下り坂では慎重な操作を心がける。
  • 歩道では加害者になる可能性もあるので十分注意する。
  • 自動車などからは見えにくいことを自覚する。
  • バッテリーの状態を常に把握しておく。


業界への要望

  • 最高速度や車体の大きさが道路交通法の基準を超えているものがあったので、早急な対策を要望する。
  • 着座しないと動かない機構などの安全装備の拡充を要望する。
  • 確実に働く緊急停止機構やクラッチを切って手押しする際の制動機構の装備を再度要望する。
  • 誤操作の少ない操作系の開発を要望する。
  • ポール等のオプション装備や車体側面にも反射素材などの装備を要望する。
  • 講習の徹底を要望する。


行政への要望

  • 電動車いすとして販売されていながら、最高速度や車体の大きさが道路交通法の基準を超えているものがあったので、改善指導を要望する。


要望先

警察庁 交通局 交通企画課
電動車いす安全普及協会



情報提供先

内閣府 国民生活局 消費者調整課
経済産業省 商務情報政策局 消費経済部 消費経済政策課
国土交通省 総合政策局 交通消費者行政課
厚生労働省 老健局 振興課
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 企画課 地域生活支援室




本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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