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[2004年9月3日:公表]

目元ぱっちり、美しくなるはずが・・・
「まつ毛パーマ」による目の炎症や、かぶれ等の事故が増加!

実施の理由

 「まつ毛パーマ」により、目に炎症やまぶたにかぶれが生じた等の危害情報が1999年度から増加し始め、2002年度にさらに増加している。なかには目の炎症により、治療に1ヶ月以上かかった例もみられた。

 そこで、「まつ毛パーマ」による危害情報を分析し、実際に使用されている「まつ毛パーマ液」の成分等について調べ、まつ毛に使用されているパーマ液を中心に問題点をまとめ、被害の未然防止・拡大防止のために情報提供を行うとともに、関係機関へ要望を行うこととした。



結果・現状

 危害の発生場所は、「エステティックサロン」が多くなっている。また、危害を受けた人の年齢は、20歳代の女性が多い。危害部位はまぶたへが約半数。目への危害は治療期間が他の部位に比べ長期に渡るケースが多くなっている。危害事例の中には、「医薬部外品」である頭髪用の「パーマネント・ウェーブ用剤」(以下、「頭髪用パーマ液」)をまつ毛に使ったケースもある。また、厚生労働省によると「頭髪用パーマ液」と同様の成分から成るものが「まつ毛パーマ液」として製造又は輸入される場合は、「薬事法」上の規制対象となり、承認許可を必要とするものに該当する。』との見解であったが、現在のところ承認されているものは「頭髪用パーマ液」であり、「まつ毛パーマ液」として承認されているものはない。

 今回テストした「まつ毛パーマ液」4銘柄については、医薬部外品である「頭髪用パーマ液」の品質規格の範囲内という観点から、ほとんど差がなかった。



問題点

 「頭髪用パーマ液」とほぼ同じ成分・品質のものをまつ毛に使用することは、安全上の観点から問題がある。また、「頭髪用パーマ液」をまつ毛に使うことは、薬事法に基づく承認内容を逸脱した目的外使用であり、問題がある。さらに、テスト対象銘柄の表示内容からみると、施術者や使用者が「まつ毛パーマ液」についての知識や安全性の確認をするための情報を十分に取得することは難しいと思われた。



要望先

<行政>
厚生労働省健康局生活衛生課
厚生労働省医薬食品局審査管理課
厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課
<事業者団体等>
全日本美容業生活衛生同業組合連合会
日本エステティック連合



情報提供先

経済産業省商務情報政策局サービス産業課
公正取引委員会事務総局取引部消費者取引課
内閣府国民生活局消費者調整課




本件連絡先
情報分析部
商品テスト部 電話 042-758-3165(テスト内容)
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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