[本文へ] 消費生活・消費者問題に関する事例や対処方法を紹介しています。

現在の位置 : トップページ > 商品テスト・回収情報 > 商品テスト結果 > ポリウレタン糸使用の女性用ストレッチパンツの商品テスト結果−生地を中心として−

[1999年9月6日:公表]

ポリウレタン糸使用の女性用ストレッチパンツの商品テスト結果
−生地を中心として−

実施の理由

 近年、伸縮性のある素材を使用した衣料品が多く出回っている。従来は、主にパンストや水着などを中心に、特にフィット性が求められる製品に使用されていたが、数年前からスーツ、パンツ、スカート等の生地にも使用されるようになった。伸縮性のある素材の多くは、ポリウレタン繊維が使用されている。

 そこで、これらの素材を使用した女性用ストレッチパンツを用い、混用されている主要繊維ごとに分類し、主に試験片での基本特性の一部(ひざ抜けなどの型くずれや染色の丈夫さなど)を調べ消費者へ情報提供する。



結果・現状

 主要繊維がポリエステル7銘柄、毛5銘柄、綿4銘柄の計16社16銘柄をテストした。外観、縫製以外のテスト項目は、試験片を用いて調べた結果である。

 ストレッチ性については、一定荷重で伸ばした場合、主要繊維による差はみられず、ポリウレタン糸が混用されている方が混用されていない方より伸びやすい傾向があった。ひざ抜けなどの型くずれは、主要繊維にポリエステルや毛が混用されているものの方が起きにくい傾向にあり、ポリウレタン糸の混用の有無との関係は認められなかった。取扱絵表示通りの洗濯後も、その傾向は変わらなかった。

 摩擦や汗、水に対する染色の丈夫さは、湿潤摩擦で一部の銘柄に色落ちがみられた。外観、縫製にやや問題がみられたほか、組成の混用割合が家庭用品品質表示法の許容範囲(±4%)をこえるものがあった。取扱い上の注意表示では、色落ちに関するものが1銘柄に、タンブル乾燥禁止に関するものが6銘柄にあった。



問題点

 縫製上問題がある銘柄があったので、品質管理の徹底が望まれるほか、組成の混用割合が表示値と異なり、家庭用品品質表示法の許容範囲をこえ、違反した表示の銘柄があったので、適切な表示が望まれる。また、摩擦で色落ちした銘柄があったが、取扱い上の注意表示はなかった。注意事項として表示することが望まれる。



今後の予定

 テスト対象メーカーへテスト結果の説明会を実施し、改善点などを要望する。




本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について


商品テスト結果トップページへ

ページトップへ