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[2006年10月18日:公表]

「消費者トラブルメール箱」集計結果(平成18年7月〜9月分)

情報受信件数、内容等(受信期間:平成18年7月1日〜9月30日)

件数

 この間の受信件数は2,169件でした。1日平均約23通の情報が送信されています。

送信者の属性について

 年代別では30歳代が37.7%と最も多く、次いで20歳代、40歳代の順になっています。男性の割合が74.9%を占めており、職業別では給与生活者からの送信が60.0%と高い割合になっています。

情報受信内容の傾向について

 架空請求・不当請求に関する情報は、依然として多く寄せられています。


  • 【参考】当センターは最近の架空請求の手口についてまとめ、注意を呼びかけました。詳しくは下記をご覧ください。

 この他、件数の多かったものとして、新しく発売されたオンラインゲームに関して、「発売日以降接続障害が頻発し、ゲームを正常に利用できない状態が続いている。サービスが正常に提供されないのであれば、ソフトを返品したい」という情報が多く寄せられました。これについては、その後、運営業者が、正式にサービスを開始する時期を1ヵ月遅らせ、接続障害を緩和させる対策を発表したため、受信件数は減少しました。

商品分類別受信件数等

別添のとおり(PDF形式)



主な事案

全自動洗濯機の脱水槽に巻き込まれて指を切断

 全自動洗濯機の脱水槽に巻き込まれて指を切断したという情報が寄せられました。詳しくは下記をご覧ください。

燃油サーチャージの差額の請求

 「海外旅行の航空券手配を旅行業者に申し込んだところ、航空会社が未定であることを理由に、燃油サーチャージ(後述)として定額の料金を徴収された。徴収された料金は、その後決定した航空会社の実際の燃油サーチャージよりも大幅にオーバーしていたにもかかわらず、旅行業者は差額分の返金をしない」という情報が寄せられました。

 燃油サーチャージとは、原油価格の上昇を受けて、付加運賃を徴収することを航空会社の申請により、国土交通省が認可するもので、平成16年より認められています。航空会社に代わって旅行業者が消費者からこの料金を徴収しています。当該旅行業者が加盟している業界団体に確認したところ「燃油サーチャージは、申し込み時ではなく、実際の航空券の発券日の料金が適用される。旅行契約締結後に燃油サーチャージが変更された場合は、増額されたときには不足分を追加徴収し、減額されたときには速やかに減額分を払い戻すことを書面上で明確に記載しなければならない、との通達が国土交通省から出ている」ということでした。そこで、当センターから当該旅行業者に対して、差額分の取り扱いについて、通達に従うよう申し入れましたが、応じませんでした。当センターより、国土交通省に確認のうえ、当該旅行業者が加盟している業界団体に情報提供した結果、同業界団体から当該旅行業者に改善を申し入れることになりました。

通信販売の定期購入の解約

 「3ヶ月毎の定期購入で健康食品を購入した。しかし、その後、当該商品の表示に関して違反があるとのことで公正取引委員会から当該事業者に対して排除命令が出されたため、定期購入を中止しようとしたが、定期購入の場合は4回目以降でないと中止が出来ないという定めがあった。購入してしまった3ヶ月分は仕方ないが、残りの分を中止できず、購入しなければならないのは納得できない。もう商品を購入したくないので、すぐに定期購入を中止したい」という情報が寄せられました。

 事業者に確認したところ、「定期購入は一般購入に比べて安く価格設定をしている代わりに、3回以上購入してもらうことを条件としている。しかし、解約希望者には、3回以下であっても解約に応じている」とのことでした。

 事業者のホームページを確認したところ、定期購入の場合の購入回数や中途解約に関する表示が曖昧でした。販売条件は契約内容の重要事項であるため、明示するよう申し入れたところ、改善するとの回答を得ました。

ペット死亡後の掛金を請求されたペット共済保険

 「保障期間1年のペット共済保険に加入後、飼い犬が死亡した。事業者に通知したところ、契約期間2年間における残月共済掛金を請求するとのことで、残り1年分の請求書が送られてきた。約款には契約が2年間という記載はない」という情報が寄せられました。

 当センターでホームページや約款、パンフレット等の資料を取り寄せて確認したところ、契約期間は2年間と記載されていました。しかし、文字が小さくどこに書いてあるか分かりにくいものでした。送信者は年払いの扱いになっていたため、途中死亡であっても、残り1年の共済掛金を請求されたものと思われます。

 当センターから事業者に対して、パンフレットや申込書の表示を分かりやすく改善するよう申し入れたところ、今後、保険業法の対象になることもあり、改善する予定であるとの回答を得ました。

瞬間接着剤による火傷

 「瞬間接着剤を購入し、使用するために開封したところ、中身の液が垂れてジーンズをはいていた大腿部に付着し、火傷を負った。後で商品のパッケージに記載されていた注意書きを確認したところ、『布、衣服類に多量付着すると発熱しますので火傷にご注意』と赤字で記載されていた。瞬間接着剤で火傷するという知識がない消費者も多いと思う」という情報が寄せられました。

 瞬間接着剤に用いられるシアノアクリレートは、繊維と化学反応を起こして発熱する性質を持っています。特に、ポリエステル系及びアセテート系の衣類にシアノアクリレート系の瞬間接着剤が付着した場合、100℃前後まで温度が上昇することも確認されています。また、ゼリー状より液状の接着剤、有色生地、厚手の生地の方が温度が上昇するというテスト結果も出ています。

 消費者は瞬間接着剤で火傷を負うおそれがあるという認識を持ち、使用上の注意を守って使用することが大切です。


【参考】以前より群馬県消費生活センターは同種事故に関して商品テストを行い、注意を呼びかけています。

  • 瞬間接着剤が衣服に付着して発熱〜やけどする恐れ有り〜(2002年4月:公表)(群馬県消費生活センター)


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