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[2004年7月14日:公表]

「消費者トラブルメール箱」集計結果(平成16年4月〜6月分)

情報提供の件数(受信期間:平成16年4月1日〜6月30日)

件数

 1,004件

 *1日平均約11通の情報が送信されています。

  • 【参考】平成15年4月1日〜6月30日までの受信件数は1,266件(1日平均約14通)

送信者の属性について

 これまでと大きな変化はなく、男性の割合が74.5%を占めており、年代別では30代が43.7%を占めています。また職業別では給与生活者からの割合が高くなっています(64.0%)。

情報提供内容の傾向について

 内容についても、これまでと同様、身に覚えのない請求が届いたという「架空請求」に関する情報提供が多くを占めています。また、インターネットやプロバイダーなど通信サービス関連、PCなど通信機器に関する内容も多く寄せられました。

  • 【参考】「架空請求」について、以前より当センターホームページにて注意を呼びかけています。詳しくは下記をご覧ください。

商品分類別受信件数等

別添のとおり(PDF形式)



寄せられた主な事案

ベビーカーの指挟み事故

 生後7ヶ月の子供が両対面型ベビーカーで、ハンドルの開閉時に指を挟んだという情報が寄せられました。情報提供者は、国民生活センターの商品テストで同様の危険を指摘されているのを知り、メーカーに製品改善などの対応を求めたところ、メーカーは、同様の事故は他にない、と取り合わなかったとのことでした。当センターがテストで指を挟む危険を指摘したことに対して、当該メーカーは、「注意表示のみでは不十分であることを認識し、今後の製品づくりに反映させる」との回答を寄せています。

 ベビーカーは幼児向けの商品であり、特に安全に対する細心の配慮とより真摯な消費者志向の対応をするべきである旨を伝えました。

栗甘露煮の瓶破裂

 栗甘露煮のガラス瓶が破裂し、細かいガラスの破片が8畳の部屋に散乱したという情報が寄せられました。情報提供者の申し出は「直射日光にも当てず、常温保存だったのに瓶が破裂した」とのことでしたが、日本缶詰協会によると、「実際は、常温保存では腐敗は進みやすく、瓶が破裂する危険性は高い。瓶の中身の発酵を防ぎ、瓶の破裂を防ぐには冷蔵庫での保存がよいと思われる。」とのことでした。製造業者には冷蔵庫での保存を消費者に表示などにより認知させるといった対応が望まれます。

 以下の事案は当センターが事業者等に連絡を取るなどの追跡調査は実施していませんが、最近の話題に関連した事案であるため、紹介します。

消費税の総額表示

 4月1日からの消費税の総額表示化に伴い、関連の情報提供が4月以降、20件ほど寄せられました。内容別に見ると、

  • (1)税抜き表示のままで、総額表示されていない
  • (2)制度変更に伴う値上げ(便乗値上げ)
  • (3)消費税や本体価格の表示方法に関する問題

がありました。値上げに関する苦情では、「これまで120円だったジュースが121円になった」と端数の切り上げを問題とするものがありました。

 また、表示上の問題では、「店で本体価格を聞くと、100/105を掛けて自分で計算してほしいと言われたが、端数があり明確でないのは問題だ」とか、「税抜き価格を大きく書いて、その隣に総額表示は紛らわしい」、「もうすぐ7月なのにいまだに総額になっていない」「総額だけでなく消費税額(率)を明示すべきだ」といった価格の分かりにくさや、総額表示の準備の遅れを指摘する情報が寄せられました。

価格表示を誤ったパソコンのネット通販

 インターネットショッピングにおいて、価格を2,787円と2桁少なく表示されたパソコンの購入の申込に関して、消費者から多数の申込があったことから、価格表示ミスに気づいた事業者が一方的に契約を無効としたことによるトラブルが、10件ほど寄せられました。

リコール隠しによるメーカー不信

 一連の自動車リコール問題を受け、消費者トラブルメール箱にも情報が寄せられました。「信号待ちの際サイドブレーキを引いた状態で勝手にアクセルを踏み込むような状態になり、危険を感じ停車してエンジンを切った。すぐメーカーに連絡し取りに来てもらったが、詳しい説明はなく、当該車両もリコール対象にあがったのに、リコール内容とはまったく関係の無い説明をうけた」など、メーカーへの不信感からリコールや修理内容に対する消費者への説明を問題視する内容が見られました。

音楽通信の架空請求

 架空請求の新たな手口として、「インターネットのファイル交換ソフトを利用した際に、違法な音楽データ等のやり取りが確認されたので、著作権侵害として損害賠償を請求する(428,000円)」というものが見られました。

当選商法と架空請求がドッキング

 「高級国産自動車が当選しました。受けるか辞退するか3日以内にご返答ください。受け取る場合には、税金、保険、登録諸費用などで40万円ほどの実費が必要です」、「懸賞で車が当選しましたので諸経費20数万円振り込んでください」といった情報が寄せられました。

 PIO−NETの相談の中には、プラズマテレビが当たったので設置費用とか配送費用とかで数万円を要求する事例もあります。

 多くの懸賞に応募している場合、どれかが当たったのかと思い、つい払ってしまうケースもあるようです。当選商法と架空請求がドッキングした新たな手口ではないかと考えられます。



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