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[2019年10月30日:公表]

豆乳を飲んだらアレルギーのような症状が出た

質問

 豆乳を飲んだ後、喉にイガイガしたような違和感を抱きました。豆腐等の大豆製品を食べても特に何も起きたことはないのですが、このようなことはあるのでしょうか。

回答

 豆乳等により、皮膚や粘膜のかゆみ、赤み、腫れ、じんましん、呼吸困難等のアレルギー症状を発症したという事例が寄せられています。アレルギーのような症状が出た場合は、直ちに摂取をやめ、医療機関で受診しましょう。

解説

大豆による食物アレルギーについて

 大豆による食物アレルギーは、大豆を原材料とした食品を食べたことにより発症する症例と、主にカバノキ科花粉症の患者が、豆乳などを摂取した際に発症する「口腔アレルギー症候群」が知られています。

 豆乳等による口腔アレルギー症候群は、豆腐などの大豆加工食品は摂取可能な場合もあるなど、通常の大豆アレルギーとは異なる特徴を有しているとされています。カバノキ科の植物による花粉症や、リンゴ・モモなどを食べて喉にかゆみが生じるといった果物アレルギーの方は、今後、豆乳等による口腔アレルギーを発症する可能性があるので注意が必要です。

 カバノキ科の花粉にアレルギーを持つかどうかは、医療機関で血液検査を受けることで知ることができます。

アレルギーの原因物質の表示

 食物アレルギーによる健康被害を防止するため、食品表示法による定めがあります。これまで発生した健康被害の程度や頻度を考慮し、7品目(注1)の特定原材料が定められており、容器包装された加工食品(注2)に表示の義務があります。また、特定原材料に準ずるものとして、表示を推奨される原材料21品目(注3)が定められています。大豆は特定原材料に準ずるもの21品目のうちの一つで、表示の義務まではないものの容器包装された加工食品への表示が可能な限り推奨されています。

 お困りの際にはお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください。

  • (注1)えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生
  • (注2)飲食店やパン屋、総菜の量り売り販売など、製造や加工したものをその場で販売する場合は、表示義務の対象外とされています。
  • (注3)アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、ゼラチン、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご
  • ※令和元年9月19日に追加されました。

参考