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[2017年5月30日:公表]

プリペイドカードやギフトカードの残高が残っているのに、期限切れで無効に!

質問

 飲食チェーン店で使用できるプリペイドカードを持っていますが、1年間利用しないと残高が無効となり、払い戻しもできないといわれました。納得がいきません。



回答

 有効期限が定められている場合、その期限を過ぎたプリペイドカードは利用できなくなるので、注意が必要です。払い戻しも、プリペイドカードの発行・利用の廃止等の場合を除き、原則としてできません(注)。

 有効期限は日付のほか、最終利用日からの期間で定められている場合があります。カード上の表示をよく読み、有効期限の有無や条件を確認しておきましょう。

  • (注)例外として、払戻金額が少額である場合や、利用者のやむを得ない事情の場合、払い戻しが認められることもあります。


解説

 プリペイドカードやギフトカード、商品券のようにあらかじめお金を払って、実際に買い物をするときに決済をする仕組みを「前払式支払手段」といいます。有効期限が6か月を超えているなど、発行枚数や残高などの規模で一定の要件を満たす場合「資金決済に関する法律」により、取り扱い上の規制を受けます。

 プリペイドカード等を廃止するなどの場合を除き、原則的に払い戻しはできません。利用金額や頻度を考えた上で購入しましょう。また、有効期限や利用条件等についてカード上の表示や別紙で渡される利用規約等で確認しましょう。

 「プレゼントとしてもらったプリペイド式のギフトカードを使おうとしたら有効期限が切れていて使えなかった」といったケースも寄せられています。プレゼント等でもらった場合でも、発行元が指定している有効期限についての条件を事前に確認し、注意しておくことが大切です。

 なお、発行者がプリペイドカードや、ギフトカードの発行・利用を廃止した場合などでは、有効期限内であったとしても利用できなくなることがあります。しかし、その際は資金決済法の規定によって、発行者は一定の払戻し申出期間(60日)を設ける必要があり、利用者はその期間内に未使用分の払い戻しを受けることができます。

 使えなくなるプリペイドカードやギフトカードなどについては、金融庁や国民生活センターのウェブサイトで確認できます。不明な点は、必ず発行元に確認してください。払い戻しの期限内に手続きしましょう。

 お困りの際にはお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください。



参考



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