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[2017年3月29日:公表]

化粧品と医薬部外品の違いは?

質問

 化粧品の容器を見ると「医薬部外品」と書かれているものといないものがあります。どのような違いがありますか。



回答

 化粧品は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、医薬品医療機器等法)」で「化粧品」と「医薬部外品」に分けられています。

 「医薬品医療機器等法」での「化粧品」は、美しく見せる、頭皮や毛髪を清浄にする、などを目的としたものです。「医薬品医療機器等法」での「医薬部外品」に区分される化粧品の多くは「薬用化粧品」と表示されていますが、にきびを防ぐ、美白に効果がある、などの「有効成分」を含有しています。



解説

 化粧品は様々なメーカーから多くの種類が販売されていますが、これらは医薬品医療機器等法により一定の規制を受けています。

  • 「医薬部外品」とは「人体に対する作用が緩和なもので、機械器具等ではないもの」と定義されています。具体的には、吐き気その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止、あせも、ただれ等の防止、脱毛の防止、育毛又は除毛といった目的に対する有効成分が含有されている商品です。
  • 「化粧品」は「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう」と定義され、全成分の表示が義務付けられています。

 医薬部外品には上述の定義のとおり、いわゆる化粧品以外にも、シャンプー、浴用剤(いわゆる入浴剤)、歯磨き粉などがあります。

 また、化粧品は全成分表示が義務付けられていますが、医薬部外品では全成分表示が義務とはなっていません。ですが、2006年に定められた日本化粧品工業連合会の自主基準に従い全成分を表示しているものもみられます。

 消費生活センターには「化粧品を使用したら肌が赤くなった」などいった皮膚障害に関する相談が寄せられています。使用の際にはパッチテストをするなどしましょう。また赤くなった際には使用を中止し、しばらくしても治らないときは医療機関を受診しましょう。



参考



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