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[2017年3月29日:公表]

ドライヤーの吹き出し口で火花が出た

質問

 ドライヤーを使用していると、温風が時々冷風に変わり、時々、吹き出し口の中に火花が見えます。使い続けるのは危険でしょうか。

回答

 ヘアドライヤーの吹き出し口や、本体後ろ側の吸い込み口がほこりなどで目詰まりしていたり、本体内部にほこりや髪の毛などがたまっていませんでしたか。

 こうした異物でヘアドライヤー内の空気の流れが滞ると、ヒーターが過熱して本体内の温度が上昇しますが、安全装置が温度上昇を検知して通電を遮断します。この安全装置が作動する際に火花が見えることがあります。吹き出し口や吸い込み口を掃除してから使いましょう。

解説

 ほこりや髪の毛などの異物が本体内部にたまっていたり、吸い込み口が目詰まりした状態で使い続けると、このような現象が発生することがあります。そのほか、吹き出し口から炎が出て髪の毛が焦げたり、顔にやけどを負った、中から飛び出した金属片が当たってやけどしたといった事故情報も寄せられています。

 目詰まりを起こしたり、異物をためてしまったりしないためにも、取扱説明書に従い、吸い込み口や吹き出し口を定期的に掃除しましょう。

 また、吸い込み口から髪の毛が吸い込まれ、髪の毛が焦げたという事例も寄せられています。吸い込み口に髪の毛を近づけないよう気を付けましょう。

 お困りの際にはお近くの消費生活センター(消費者ホットライン188)にご相談ください。

参考