タイヤ交換中にジャッキが倒れた!
質問
車載ジャッキでタイヤの交換をしたところ、ジャッキが倒れた。車の下で作業をしていたらと思うとぞっとする。危険ではないか。
回答
ジャッキが倒れ、車両の下敷きになるなどの死亡事故も発生しています。安全第一、安定した場所で、確実な作業を行いましょう。
解説
最近はタイヤがパンクすることも少なくなり、スペアタイヤが装備されていない新車も見られるようになりました。しかし、雪国におけるスノータイヤへの交換など、まだまだジャッキが用いられる局面もあります。
車載ジャッキを用いて作業を行う場合、乗用車の取扱説明書を事前にしっかり読み、安全第一で作業を行いましょう。特に、事故を防ぐため、下記の点に注意しましょう。
- (1)ジャッキは上限重量や適応車種があるため、違う車種の車載ジャッキは使わない。
- (2)乗員や荷物を車内に載せたままジャッキアップしない。
- (3)車両の周囲に十分なスペースのある、平らな場所で作業を行う。
- (4)輪留めをかけてから作業を始める。
- (5)必要以上にジャッキを上昇させたり、ジャッキアップ中に車の下に絶対にもぐらない。
- (6)無理な作業をせず、ロードサービスの利用なども検討する。
- (7)車の通行量の多い路肩では、後続車両に注意して作業する。
困ったときには、お近くの消費生活センターにご相談ください。