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[2015年2月4日:公表]

さほど道路が混雑しているわけでもないのに、来るはずの時間に来ないバス

質問

 通勤での最寄駅へのアクセスや、休日の足として路線バスを使っています。混雑時間帯でもないのに予定時刻のバスが来ないで、時刻表上の次の便まで待たされることがあります。また、夜間に終点まで行かず、途中で降ろされて回送になることもありました。とても困るのですが、どうすれば良いですか?



回答

 意図的にバスが運行されない状態(間引き)や、終点までバスが運行されない(打ち切り)などは、違法行為の可能性もあります。バス会社はもちろん、地域の運輸局に申し出て調査・改善を求めるなども考えましょう。



解説

 路線バスは、大原則として、あらかじめ定められたルートを、時刻通りに運行する交通機関です。しかし、道路を走行するため、交通混雑によって遅延したり、災害や悪天候、特殊な状況(イベント等)によって、やむを得ず計画的に減便(増便)したり、ルート変更や停留所の変更を行うことはあります。

 しかし、そのような特別な状況が起きていない、あるいは予告がないにも関わらず、本来の便が来ないで、次以降の便が来てしまうケースがあります。理由は種々ありますが、主に乗務員が確保できないなどの理由で、本来運行すべき本数を意図的に走らせないことから「間引き」と言われます。

 また、早朝・深夜帯や、ローカル路線の末端区間を主として、本来走るべき終点まで行かず、途中で運行を終えてしまう「打ち切り」が起こることもあります。

 いずれも、道路運送法ならびに関係法令に定められた手続きを経ないで、事業者(バス会社)が勝手に行うことはできません。このような状況に出会ってしまった場合、まずは事業者への苦情申出と、改善要望を行うことになります。それでも改善が見られない場合、各地の運輸局担当部署(自動車旅客運送の監査指導担当)に願い出ることになります。

 その場合も1人ではなく、できることなら同様の経験をした複数人からの申し出、問題とされる状況を示す資料や画像・映像などがあると、より確実になるでしょう。

 困ったときには、お近くの消費生活センターにご相談ください。



参考



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