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[2015年2月4日:公表]

補聴器を買ったけれどよく聞こえない…

質問

  1. (1)メガネを作ろうと近くのメガネ店に行ったところ、店員に補聴器を勧められて購入しましたが、装用しても聞こえ方が改善された感じがしません。
  2. (2)耳が遠くなった親のため、通信販売で補聴具を購入し、プレゼントしました。しかし「よく聞こえない」と言って、使ってくれません。


回答

 補聴器は、装用する人の聴力に合わせた調整を行わないと十分な効果は期待できません。

 まずは耳鼻咽喉科(耳鼻科)で、聴力検査をしてもらうようにしましょう。



解説

 補聴器は、医薬品医療機器等法において「医療機器」に分類されている器具です。使用することで、以前のような聞こえ方に戻るというものではありませんが、低下した聴力が補完されることによって、日常生活における不便を緩和し、危険の回避や、生活の質の向上が望めるものです。

 一口に聴力が低下したと言っても、原因は加齢や疾病など様々であり、聞こえ方についても個人差があるため「フィッティング」と呼ばれる、聞こえ方に合わせた補聴器の調整作業が不可欠です。このことから、補聴器の購入を考えている場合、まずは専門医(耳鼻科)に相談しましょう。

 補聴器には、耳掛け形・耳穴形・ポケット形・メガネ形などの形状があり、機能や価格は様々なので、使い勝手や期待できる性能に関する情報を収集するとともに、フィッティングが行える専門的設備や専門知識・技術を持つスタッフがいるお店で購入しましょう。

 高齢者の装用について、購入後の調整は、装用する本人のみならず、できるだけ家族や周りの人も付き添って、調整後の作動状況を確認し、適切な聞こえ方になっているか確かめるようにしましょう。

 新聞や雑誌、折り込みチラシなど、主に通信販売で「集音器」「助聴器」などといった名称で、補聴器に形状が似た商品が販売されることもありますが、これは難聴者が補聴目的で使用する商品とは異なるので注意が必要です。



参考



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