[本文へ] 消費生活・消費者問題に関する事例や対処方法を紹介しています。

現在の位置 : トップページ > 相談事例・判例 > メールでよくある情報提供と回答 > 手作り石けん、売るときは注意

[2015年1月8日:公表]

手作り石けん、売るときは注意

質問

 手作り石けんを趣味にしています。せっかく作ったので、ネットやフリーマーケットで販売できますか?



回答

 化粧用・薬用など、身体を清潔にすることを目的とする石けんについては、都道府県知事の許可や承認を受けずに販売すると医薬品医療機器等法違反に問われます。



解説

 化粧石けんや薬用石けんは、医薬品医療機器等法において「化粧品」・「医薬部外品」に分類されるため、製造・販売に先立って、都道府県知事の許可による、化粧品製造業と化粧品製造販売業の登録を行う必要があります。含まれる成分についても、定められた基準に沿ったものでなければなりません。よって、許可なくこれらに当てはまる手作り石けんを製造したり、販売すると、医薬品医療機器等法違反に問われることになります。

 台所用石けんや洗濯用石けんについては、人体に用いないということであれば、医薬品医療機器等法の規制は受けませんが、家庭用品品質表示法の適用を受けるので、販売するときは、適切な品質表示が必要になります。

 また、これらの手作り石けんをインターネットで購入した人が使用して、皮膚がかぶれたり湿疹が出たような場合、製造者(販売者)が、製造物責任法によって責任を負うことになる可能性もあります。手作り石けんの原料に使用する苛性(かせい)ソーダは劇物に指定されており、取り扱いについて十分な注意が必要な薬品です。

 困ったときには、お近くの消費生活センターにご相談ください。



メールでよくある情報提供と回答トップページへ

ページトップへ