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[2014年12月11日:公表]

未成年の子どもが年齢を偽ってオンラインゲームを利用、高額請求が!

質問

 未成年の子どもがオンラインゲームで、成人と偽って年齢入力したため、未成年者で設定される機能制限がかからず、多数のアイテムなどを高額購入していたことが分かりました。取り消すことはできるでしょうか。



回答

 未成年者の契約であることを理由に取り消しをオンラインゲーム会社に申し出たとしても、即座・無条件に返金されるとは限りません。すぐに親子で最寄りの消費生活センターに相談してください。



解説

 オンラインゲームは、携帯電話やスマートフォンで参加登録ができるため、事業者とプレーヤー(消費者)が、顔の見えない状態で契約することになります。

 登録時の年齢によってアイテムなどの課金上限を設けるなど、使いすぎを防ぐ仕組みを講じている事業者もありますが、未成年の子どもが軽い気持ちで年齢を偽って入力した結果、その仕組みが機能せず、トラブルになるケースもみられます。

 未成年者が法定代理人(親権者または後見人)の同意を得ないで行った契約の申し込みは、電子契約の申し込みであっても、原則として取り消すことができます。しかし、未成年者が詐術により、成年であると偽って申し込みを行った場合は、取り消しが認められないとされています。

 このため、事業者に取り消しを申し出たとしても、事実関係の証明が難しいことや、すでにゲームを遊んだ後であることなどから、返金されるとは限りません。トラブルになった場合は、すぐに最寄りの消費生活センターに相談してください。

 子どもにオンラインゲームを利用させる場合、その仕組みや内容を子どもと共に確認し、使い方についても十分に親子で話し合い、取り決めを作っておきましょう。特に料金体系や決済方法等について、親は常に確認しておく必要があると言えます。年齢を登録する場合は、必ず子どもの実年齢で登録させて、大人の登録IDを利用させないよう目配りを忘れずに。

 オンラインゲームにおける未成年者トラブルについては、事業者側にも被害を事前に防ぐための安全な利用環境整備や、消費者に対するより一層の啓発が求められます。



参考



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