独立行政法人国民生活センター

検索メニュー

×閉じる

現在の位置: トップページ > 相談事例 > 消費者トラブル解説集 > 食品の重さが表示より少ない!

ここから本文
[2014年12月11日:公表]

食品の重さが表示より少ない!

質問

 スーパーマーケットでお肉を100g購入しましたが、なんとなく少なく感じたので、自宅の電子はかりで量ったら10g足りません。これは店に申し出るべきですか?

回答

 100gの肉について、不足量の許容誤差は2gまでですので、お店に問い合わせましょう。

解説

 スーパーマーケットなどで購入する、パッケージングされた肉には、ラッピング面に実際の肉の量目(g)数が表示されていますが、表示通りか、消費者が実際に確かめることは少ないと思います。しかし、量り売りの場合も含め、販売する側がトレーやラッピングの重さ(風袋)を引き忘れた場合など、10g程度のズレが生じる可能性があります。

 計量法では、商品を量目で販売する時、正確にその量目を量るように努めることとされています。政令で指定されている特定商品(精米・食肉等29品目)の場合、特に定められた誤差を超えないよう計量し、販売するようになっています。

 量目がズレている場合、計量装置の故障や、店員の計量方法の不徹底などが考えられます。不足に気付いた場合、まずは購入店に問い合わせて是正を求めましょう。

 また、計量装置(はかり)やメーターなどが、常にズレていると思われる場合、都道府県にある計量検定所に連絡しましょう。

 困ったときには、お近くの消費生活センターにご相談ください。

参考