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[2014年8月4日:公表]

電子書籍事業者のサービスが終了したら、購入済みの本も読めなくなった!

質問

 利用していた電子書籍サイトの事業者から「サービス終了にあたり、既に購入した電子書籍も読めなくなる」と言われました。自分のものであるはずなのに、おかしくありませんか。



回答

 残念ながら、現在のところはサービス自体が終了した場合、購入済みの電子書籍は読めなくなる場合があります。

 利用規約を確認した上で契約するようにしましょう。また、電子書籍のデータ形式にも注意しましょう。



解説

 多くの電子書籍サービスにおいて、ネット上に登録した自身のアカウントに購読情報(ライセンス)が保存され、書籍を呼び出すたびに端末へデータをダウンロードして表示するタイプ(ストリーミング型)や、データを端末に格納し、読むたびに購読情報を確認して表示するタイプ(ダウンロード型)があります。

 いずれにしても、購読者としての認証手続やアカウントが必要なタイプでは、事業者のサービス終了などで購読情報にアクセスできなくなると、読めなくなる可能性があります。

 このほか、自身の端末にデータをダウンロードし、随時読み出せるタイプ(買い切り型)であれば、サービスが終了しても、手元に書籍データが残る限り、読める可能性は残ります。しかしながら、この場合も端末からデータを消去したり、端末が破損した場合、再ダウンロードができなければ読めなくなることは起こりえます。

 紙の書籍は、購入すれば購入者の所有物になりますが、その点、電子書籍における「購入」は意味が異なるということを認識しておく必要があります。

 電子書籍を利用する際は、購読できる書籍のラインアップや、端末に対応するデータ形式の確認ももちろんのこと、利用規約等に必ず目を通し、再配信に関する規定を確認しましょう。規定がある場合、これが配信事業者と利用者との間の契約内容となります。

 また、サービスの仕組みや購読方法が自身の使い方にマッチするか前もって比較検討しましょう。同じサービス内でも、タイトルによって提供方法が異なることもあるので、購入の都度、条件などを詳細画面等で確かめるだけでなく、不明な点は配信事業者に確認する等して、納得した上で利用しましょう。



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