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[2014年5月2日:公表]

コードシェア便で運航?

質問

 海外旅行が初めての家族を連れて行くので、日本の航空会社の便名とマークが付いた航空券をネットで予約しました。決済後、送付された詳細情報に「コードシェア便」と示され、提携する海外航空会社の運航と記されていました。

 改めて検索すると、同日・同時刻で飛んでいる別会社の便もあり、運賃も異なるものが見つかりました。予約時、確かにそのような記載があったように思えますが、特に気に留めていなかったので驚きました。

回答

 一般的に「コードシェア」と出ている場合、運賃は契約先の会社によって異なり、機材やサービス等は運航する会社によって異なります。直接運航する便との違いを考慮に入れ、利用目的に応じた選択ができるよう、慎重に検討しましょう。

解説

 コードシェアについては、細かく分けると様々な形態がありますが、一般的には、ある航空会社の便に、提携している複数の航空会社の「便名が相乗り(故にコードシェアという)」しているものです。

 予約サイトや航空会社によっては「○○社の機材で運航」「○○社との共同運航」などと記されていることもあり、同じ機内ながら、異なる航空会社それぞれと運送契約を締結した利用者が、一緒に乗っていることになります。

 コードシェアのメリットとしては、お目当ての航空会社が直接就航させていない都市にも路線があるように扱えるので、利用区間、航空会社ごとに別の航空券を用意する必要がなく、見知らぬ地域の路線でも、使い慣れた航空会社を通して予約できるなどが挙げられます。

 一方、注意すべき点として

  1. (1)航空券の記載便名と、実際に運航する航空会社が異なるので、チェックイン窓口や預入手荷物の制限、機内設備やサービスが期待していたものと異なることがある。
  2. (2)適用される運送約款が、契約した航空会社のみならず、運航する航空会社に基づいて扱われるケースもあるなど、便や区間によって扱いが異なることがある。
  3. (3)マイレージプログラム等のマイル加算ルールが異なっていたり、特典航空券の利用ができないケースがある。

などが挙げられます。

 コードシェアは、国内便でも日常的に行われており、LCCを含む新興系航空会社と、大手航空会社の間でも見られます。高速鉄道網が発達しているヨーロッパでは、列車が航空便名でコードシェアされているケースもあります。現地でビックリしないよう、しっかり調べて楽しい旅にしましょう。

 困ったときには、お近くの消費生活センターにご相談ください。