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[2013年11月22日:公表]

SNSサイト内で知り合った人から紹介され、連鎖販売業者の会員になったが、その後すぐに紹介者に連絡がとれなくなった

質問

 SNSで知り合った人から「もうかるから」と誘われ、マルチ取引を始めました。しかし、全然もうからないので解約したいと思い、勧誘した人に連絡したところ、すでに退会して行方が分かりません。どうしたらよいですか?

回答

 マルチ取引の運営事業者に、解約する旨を書面で通知しましょう。

解説

 マルチ取引(ネットワークビジネス・連鎖販売取引)とは、ビジネスに参加した人がさらに参加者を広げていく取引形態を指します。従来は、学校や職場、近所づきあいから広がるケースが多かったのですが、最近は、SNS上で知り合った人に誘われて始めた、というケースも増加しています。

 参加者の紹介や、商品販売でマージンなどの利益があることをメリットとして勧誘し、会員になるための負担(金銭支払)を伴う取引は、特定商取引法における「連鎖販売取引」に該当し、法定書面を受け取った日(商品受け渡し日の方が後の場合、その日)から数えて20日間以内であれば、消費者は業者に対し、書面で契約解除(クーリング・オフ)できること等が定められています。

 これとは別に、SNSでは規約によって、マルチ取引や、その類似行為を禁じているケースがほとんどであり、SNS内で利益を上げることは現実的に困難と思って間違いではないでしょう。また、SNSの運営者より、アカウント停止などのペナルティーを受け、他の友人とのコミュニケーションに支障が及ぶ可能性もあります。

 解約したい場合は、まず業者に解約したい旨を書面で通知することになります。困ったときは、お近くの消費生活センターにご相談ください。

参考

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