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[2013年7月30日:公表]

「不要な貴金属を買い取る」と業者が来訪してきた!!

質問

 「不要な貴金属を買い取る」というチラシを見たので、業者に自宅へ来てもらい、ネックレスや指輪を査定してもらいました。その場での買い取りだったのですが、後で調べたら、相場の半値ほどの金額であったと知り、納得できません。



回答

 自宅で査定されても、それが妥当な査定額か分かりません。契約(買取価格や条件)に納得できなければ、解除(クーリング・オフ)の申し出をしましょう。



解説

 消費者宅に突然訪問した業者が貴金属等を買い取る「訪問買取(訪問購入)」は、特定商取引法の改正により、勧誘や来訪を求めていない者への勧誘行為が禁止されています。

 現在、買取業者であれば、品目や価格など、法律で記載が定められた書面(法定書面)を買取時に消費者に交付する義務があります。また、消費者(売却者)は、書面を受け取った日を含めて8日間以内であれば、売却契約の無条件解除(クーリング・オフ)ができます。

 クーリング・オフ期間中は、売却品を消費者(売却者)の手元で保管できるようになりました。手放してから後悔しないためにも、その場ですぐ引き渡さず、買取価格や条件を含め、じっくり検討するようにしましょう。

 また最近、訪問買取において、金銭的価値があると思われる品物を「値段が付かない」「無料で引き取る」と言って、法定書面に品目などを書かず、業者が消費者(売却者)の承諾なく勝手に引き取ってしまう、と言うケースも見られます。

 このような「渡すつもりのないものまで持って行かれた」というトラブルを避けるためにも、業者に渡さない品物は、自分の手元に残っているかも確かめましょう。たとえ、その場で金銭的価値がないと査定された品物でも、業者が所有者(消費者)に無断で持ち出した場合、窃盗に当たる可能性もあります。そのような場合は、すぐ警察へ。

 なお、「訪問買取」の規定が適用されない例外(注)の商品もあるので、注意が必要です。判断や対応に困ったら、最寄りの消費生活センター等に相談してください。

(注)
自動車(2輪を除く)
家電(携行が容易なものを除く)
家具
書籍
有価証券
CDやDVD、ゲームソフト類


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