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[2013年2月12日:公表]

震災で行けなくなったホテルのキャンセル料

質問

 夜行バスを使って旅行する予定でしたが、震災でバスが運休、旅行を取りやめることにしました。予約済みのホテルにキャンセルの電話をしたところ、通常営業中であることから、キャンセル料を請求されたのですが、支払わなくてはいけませんか?



回答

 宿泊施設が通常営業であれば、原則としてはキャンセル料の支払い拒否は困難と思われます。ただし、あくまでも原則であり、状況によって扱いが変わることもあるので、必ず連絡を入れるようにしましょう。



解説

 この事例の場合、目的地への交通手段が絶たれたので、ホテルは通常営業でもキャンセルしなければならなくなったケースです。不可抗力とは言え、結果的に相談者の都合でキャンセルしたことになり、キャンセル料を請求された場合は、支払う必要があるでしょう。

 ホテルの利用規約(宿泊約款)には、キャンセル時の扱い、キャンセル料について示されていますので、事前に確認しておくことが大切です。

 東日本大震災は、被害が甚大かつ広範囲であったことから、首都圏を含め、交通機関が軒並み運行を取りやめたことに鑑み、キャンセル料を請求しなかった宿泊施設もあったようです。この件に限らず、やむをえず宿泊をキャンセルせざるを得なくなった場合、できる限りホテルに事情を伝え、交渉してみる方法もあります。

 トラブルになった場合は、お近くの消費生活センター等に相談してください。



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