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[2016年12月27日:更新]
[2013年2月12日:公表]

アメリカへ渡航する際のESTA(電子渡航認証)申請代行事業者に注意

質問

 代行業者のサイトとは気付かず、ESTA(米国への電子渡航認証)の申請手続きを行い、数千円の費用がかかってしまいました。



回答

 米国大使館の公式ウェブサイトが、正規申請の確実な入り口です。日本語による丁寧な解説もあります。



解説

 「ESTA(エスタ)」とは2009年1月より導入された、米国国土安全保障省による電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization:ESTA)の名称です。

 日本を含む、全てのVWP(ビザ免除プログラム)対象国の渡航者(90日以下の観光・商用で米国へ渡航する場合、米国内での航空機乗継も含む)は、事前に電子渡航認証(ESTA)を取得することが義務づけられました。

 申請は、米国大使館のウェブサイトを経て行います。費用は処理料金4ドルと認証料金10ドルで合計14ドルです(2016年11月現在)。ESTA申請は本人以外の第三者(親族、旅行代理店等)でも可能です。

 注意を要するのは、公式のESTA申請画面のように見える入力フォームの体裁でありながら、所定のESTA費用に、代行手数料を加えて請求する代行業者のサイトです。「公式サイトでESTA申請手続きを行ったと思ったら、代行業者のウェブサイトにある入力フォームと気付かず、代行手数料も加算されて請求された」という苦情が寄せられています。

 また、2016年3月15日より、カナダでも同様の電子渡航認証システム(eTA:イーティーエー)を取り入れています。今回のご質問にある事例と同じように「カナダ政府のサイトだと思って申請手続きをしてしまった」といったケースも寄せられています。

 インターネットで「ESTA」や「eTA」を検索すると、申請代行業者が一般の検索結果よりも優先されて表示されることがあります。代行業者は海外にあることが多く、解約・返金の交渉は困難です。直接申請手続きをする場合は、公式サイトを経たものか確認しましょう。

 なお、米国大使館ウェブサイトから行う公式のESTA申請は、決済対象に入っているクレジットカードまたはデビットカードが必須になります。ネット環境が近くになかったり、決済対象のカードを持っていない場合、親族や旅行代理店に代行してもらう必要があります。旅行代理店に依頼する場合、所定の取扱手数料が別途必要になります。



参考



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