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[2011年3月31日:公表]

申し込んだ覚えのない検査キットが海外から送られて来た

質問

 DNA診断をしてくれるという検査キットが海外から送られてきたが、どのように扱ったら良いのか。



回答

 検査キットの中身は、DNAサンプルを口内から採取するための器具とDNA診断同意書、診断料を支払うためのクレジットカード番号の記入書との情報が寄せられています。

 突然、申し込んだ覚えのない荷物が海外から送られてきた商品については、「法の適用に関する通則法」によると、契約する際にどこの国の法律を適用するか決めていなかった場合、消費者の居住地の法律が適用されます。したがって、日本に住んでいる消費者がインターネットなどで海外の事業者から商品を購入する場合は、消費者契約法など国内法による保護規定が適用されます。

 本事例の場合、消費者があらかじめ注文したわけでもなく、承諾の意思表示をしていないので、売買契約は成立していません。

 このように申し込んだ覚えがないのに商品が送られてくることをネガティブ・オプション(送りつけ商法)といいます。ネガティブ・オプションによって送られてきた商品については、特定商取引法により、商品の送付があった日から14日間経てば自由に処分することができます。14日間も待てない場合は、送りつけた業者に対し「引き取ってほしい」と要求すれば7日後には自由に処分することができますが、業者に正確な個人情報を知られてしまうおそれもありますので、慎重に判断することが必要です。

 送りつけられた消費者が承諾しない限り、契約は成立していませんので無視することが一番です。



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