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[2010年12月8日:公表]

雑誌の求人広告を見て応募したら、登録料を請求された

質問

 雑誌の求人広告欄に「時給1,500円」という広告があり、その会社に応募したら、30万円程の登録料がかかると言われた。お金がないと言ったら、貸金業者からお金を借りる方法を細かく教えられた。お金はすぐに戻ってくるという話だったので、言われるがまま借金をして支払ってしまった。一応契約書はあるものの、内容がいい加減で契約の日付も入っていない。解約できないか。



回答

 「簡単な仕事で高収入」「好きな時間に好きなだけ仕事ができる」などと言って勧誘し、申込者に仕事で使うと称して自社の商品やサービスを販売する取引は、業務提供誘引販売取引と呼ばれ、特定商取引法の規制を受けます。登録料などの名目で金銭を支払い、業者の施設や備品を借りて仕事をした場合も、業務提供誘引販売取引に該当すると考えられます。業務提供誘引販売取引では、必ずしも自分の経済的負担に見合う利益が得られるとは限りません。業者と契約したが全く仕事が回ってこない、といった相談も寄せられています。業者の「お金はすぐに戻ってくる」という言葉を真に受けるのは危険です。

 なお、業務提供誘引販売取引は、契約書面を受領してから20日以内であれば解約(クーリング・オフ)ができます。ただ、貸金業者への借金の返済義務は、業者に対するクーリング・オフが認められた場合でも残るので、注意が必要です。



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