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[2019年4月25日:更新]

新元号への改元に便乗した消費者トラブルにご注意ください!

 平成31年4月30日の天皇陛下の御退位、5月1日の新元号への改元に関連し、これに便乗した消費者トラブルが発生しています。


主な手口

  • 「天皇陛下の退位を記念したアルバムを購入しないかと電話で勧誘された」などの電話勧誘販売
  • 「注文していないのに、皇室に関するアルバムが届いた」などの送り付け商法
  • 「改元で法律が変わるという通知が実在する団体名で届き、口座情報や個人情報を記入して返送してしまった」などの口座情報等やキャッシュカードをだまし取る手口
  • ※ 皇室に関するアルバム・写真集、カレンダーが多くみられますが、「退位を記念して作成した」と、掛け軸や仏像などを勧誘するケースもあります。

相談窓口

特に、高齢者がトラブルに巻き込まれていますので、家族や地域の方が高齢者を見守るようにしましょう。

迷ったときや困ったときは消費生活センター等にご相談ください。

消費者ホットライン

お住まいの地域の市区町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

  • 消費者ホットライン:「188(いやや!)」番

事業者団体や銀行等の金融機関を装った不審な書類が届いた場合

一般社団法人全国銀行協会等の事業者団体や銀行等の金融機関を装った不審な書類が届いた場合は、警察、金融庁にご相談ください。

  • 警察相談専用電話:「#9110」
  • 金融庁金融サービス利用者相談室:「0570-016811」
  • 金融庁金融サービス利用者相談室(IP電話):「03-5251-6811」

電話勧誘販売・送り付け商法

相談事例

写真集やアルバム等の商品を電話で勧められ、購入すると答えてしまったが、キャンセルしたい

「天皇が生前退位することになったので、写真集を買ってほしい」と電話で勧められ、記念になると思い購入すると答えた。代金は約4万円で、明後日に届くと言われた。電話を切った後、よく考えたところ、高額だと思った。キャンセルしたいが、販売事業者名や連絡先がわからない。どうしたらよいか。

(2017年8月受付 契約当事者:80歳代、女性)

注文したつもりのない商品が自宅に届き、家族が受け取ってしまった

近所に住む高齢の父親宛てに荷物が届き、母親が受け取った。商品を確認したところ、皇室の写真集だった。父親に確認したところ、10日程前にどこかの事業者から電話があり、「天皇陛下の退位記念の写真集を送ります」と言われたが、金額が約3万円だったこともあり、父親は「結構です」と断ったと言っている。父親は購入に同意していないので、まだ箱は開封していない。商品を返品したいが、このまま返送してよいか。

(2018年10月受付 相談者:60歳代、女性・契約当事者:90歳代、男性)

消費者へのアドバイス

  • 天皇陛下の御退位に便乗して、写真集やアルバム等の商品を「記念になる」、「今買わないのはおかしい」などと電話で執拗に勧誘されるケースがみられます。断る場合には、「いりません」、「購入しません」ときっぱり伝えましょう。
  • 特定商取引法の電話勧誘販売に該当する場合、法律で定められた書面を受け取ってから8日以内であれば、消費者はクーリング・オフができます。
  • 注文していない商品が一方的に送り付けられた場合は、代金を支払わずに受け取り拒否をしましょう。
    受け取ってしまった場合でも、特定商取引法により、所定の期間(受け取った日から14日間、消費者が商品の引き取りを事業者に請求した場合は7日間)は商品を保管する必要がありますが、その後は自由に処分してよいことになっています。また、その場合には、代金を支払う必要もありません。
  • 送り付け商法では代引きが多く利用されていますが、支払い後に事業者と連絡が取れなくなる場合もあります。

参考

見守り情報

口座情報等やキャッシュカードをだまし取る手口

相談事例

実在する団体名で書類が届き、口座情報や個人情報を記入して書類を返送してしまった

自宅に「元号の改元による銀行法改正について」という内容の書類が届いた。銀行の協会の書類のようだったので、公的な機関の正規な書類だと思って個人情報等を書いて返送した。その後しばらくして、同様の手口でキャッシュカードの暗証番号を記載させて返信用封筒で送り返させる詐欺の手口があると報道されていた。銀行の口座番号等を書いてしまったと思うが、控えはないため、何を記載したかはっきりと覚えていない。キャッシュカードは送っていないが、どう対処したらいいか。

(2019年1月受付 契約当事者:50歳代、女性)

銀行員を名乗る電話で「元号が変わるので通帳等の変更が必要」と言われ、来訪した警察官と銀行員を騙る人に通帳等を渡してしまった

今月、銀行員を名乗る非通知の電話が3回かかってきた。1回目は元号が変わるので、通帳を新しくしなければならないと言われ、2回目の電話で口座番号と氏名、生年月日を伝えた。3回目の電話で通帳を取りに行くと言われたが、不安になり銀行に確認したところ、通帳を取りに行くことは絶対ないので渡さないようにと言われ、通帳の番号も変更してもらった。銀行から警察に連絡が行き、警察官が数回話を聞きに来たり、着信履歴を確認していった。その際も、絶対にキャッシュカードや通帳は渡さないようにと注意されていた。

しかし、本日、警察官と銀行員を騙る人が来訪し、警察手帳や銀行の社員証を見せられたので、本物の警察官と銀行員だと思い込んでキャッシュカードと通帳を渡してしまった。

(2019年4月受付 契約当事者:50歳代、男性)

消費者へのアドバイス

  • 一般社団法人全国銀行協会等の事業者団体を装って「改元で法律が変わる」という書類を送り、口座情報や個人情報を書類に記載させ返送させたり、キャッシュカードや暗証番号を返送させたりする手口がみられます。
  • 事業者団体や銀行等の金融機関、警察が暗証番号を尋ねたり、キャッシュカードや通帳を送るように指示したりすることは一切ありません。電話や訪問をされたり、書類が届いたりしても、絶対に口座情報や暗証番号等を教えたり、キャッシュカード、通帳、現金を渡したりしないでください。

参考


ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。