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[2014年12月4日:公表]

使っていたらボロボロと崩れてきた腕時計の樹脂製ベルト(相談解決のためのテストから No.79)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「2年前に購入したスポーツ用腕時計のベルト部分の一部がボロボロと壊れた。商品に問題がないか調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該商品のベルトを観察したところ、大小の欠損や亀裂等があり、ベルト穴には汚れがみられ、特に肌に接する側に汚れが蓄積しており、ベルト内側の黄色い樹脂は全体的にくすんで変色していました。

 ベルトの欠損や亀裂などが観察された部分と、直射日光等の影響が少ない内側部分を分析したところ、いずれの部分からも、ポリウレタン樹脂の原料や、樹脂の溶剤や可塑剤と考えられる成分が検出されました。また、一部からは化粧品や日焼け止めに使用されると考えられる成分や、皮脂等に由来する脂肪酸やコレステロール由来と考えられる成分が検出されました。

 当該商品は約2年間使用され、その間にベルトの主材であるポリウレタン樹脂が、直射日光や湿気、皮脂や汗、化粧品や日焼け止め等の成分により劣化し、破損につながったものと考えられましたが、販売者のホームページに掲載されていた取扱説明書の内容を調べたところ、樹脂製ベルトについての注意事項や取り扱い方法に関する記載はみられませんでした。

 テスト結果の報告を受けた依頼センターから販売者に、ポリウレタン樹脂を使用した商品の取り扱いに関する注意喚起及び保証書の交付の必要性を伝えたところ、社内で協議し前向きに検討するとの回答でした。


本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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