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[2013年11月21日:公表]

防水性の繊維製品を脱水中に異常振動が発生し、破損した洗濯乾燥機(相談解決のためのテストから No.56)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「昨年購入した洗濯乾燥機で、敷パット2枚と、綿毛布、タオルケット、おねしょシーツ等を洗濯したところ、脱水時に強い振動が発生し、洗濯乾燥機が破損した。洗濯乾燥機が破損した原因を調べて欲しい。」という依頼を受けました。

 当該品は乾燥機能を有する縦型の全自動洗濯機で、本体が膨らむように変形しているほか、内部部品などが破損していました。

 相談者の使用状況を踏まえ再現試験を行った結果、すすぎ脱水時に洗濯機本体が回転してしまうほどの異常振動が発生し、洗濯機が破損しました。また、この際、脱水は中断されましたが、その後の運転は継続されました。

 今回の事故は、洗濯機で洗濯してはならないとされる防水性のおねしょシーツが撹拌(かくはん)を妨げていたこと、洗濯槽が高速回転中に、大きな洗濯物が遠心力により移動したためバランスが崩れたことから、異常振動が発生して洗濯乾燥機が破損したものと考えられました。

 今回の異常振動の要因は使用方法にあると考えられますが、このような異常振動が生じた場合には運転を中止するよう、商品には改善が望まれました。

 依頼センターがテスト結果を元にあっせんを行った結果、事業者は8月から同種商品の取扱説明書の注意表示を変更し、以前からあった「防水性衣料・繊維製品を洗濯や脱水しない」という項目に、「毛布などの大きな洗濯物を折りたたんだ状態で積み重ね、洗濯しない」旨の内容などを追加しました。なお、今回のテスト結果を踏まえ、異常振動が発生した場合はエラー表示を行い、運転を中止するように変更するとのことです。

 事業者は依頼センターのあっせんに応じ、相談者に対して原因及び今後の対応についての説明を行うなどの対応が取られました。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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