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[2013年8月1日:公表]

コーナー部が割れて水漏れしたステンレスシンク(相談解決のためのテストから No.50)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「ステンレス製のシンクに2〜3年前からさびとともに筋が入り、一部割れて水漏れした。割れた原因を調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該品は、天板(人工大理石製)とシンク(ステンレス鋼製)が一体となっていました。

 外観調査を行ったところ、手前の左コーナーに縦方向に8cm程度の割れと、その周辺に筋状の模様が見られました。また、シンク全体には、さびがほとんど見られませんでしたが、シンクと天板との間にはすき間があり、その部位を剥がしたところ、赤さびが見られました。さらに、シンクの材料を調査したところ、ステンレスシンクとして使用されているステンレス鋼の種別の一つであるオーステナイト系のステンレス鋼でした。以上のことから、コーナーの割れは、「応力腐食割れ」が起きたものと考えられました。

 なお、割れたコーナーと天板にはすき間があり、さびが発生していましたが、このすき間は普段の手入れのしにくい箇所であるため、食品の汚れなどがたまりやすく、応力腐食割れの原因となる腐食が発生しやすい形状であったと考えられます。このため、腐食が生じにくくするように、すき間のない構造にすることが望まれました。

 テスト結果の報告を受けたメーカーから、消費者に対しさびを発生させないようにする日常の手入れ方法など使用上の注意喚起を行うとともに、加盟する業界団体とも情報を共有したいとの報告がありました。なお、当該商品は注文仕様であり、他には販売されていないとのことでした。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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