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[2013年6月6日:公表]

着用で体にしみができたブラジャー(相談解決のためのテストから No.47)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「3枚セットのブラジャーを購入し、約1カ月着用したところで、黒いしみが、縫い目が当たる両脇にできているのに気づいた。商品に問題がないか調べてほしい。」という依頼を受けました。

 この商品は、ナイロンとポリウレタンを混用したものです。使用者の、ブラジャーの裾付近の前身頃と後身頃が縫い合わせられていた部分が当たる位置の脇腹に、しみができていました。

 当該の縫い合わせ部は、生地の重なりが他の部位よりも多く、身頃の生地の糸が表面に飛び出していました。飛び出していた糸の材質をFT-IR(フーリエ変換、赤外分光光度計)にて確認したところ、ナイロン糸(芯糸にポリウレタン糸)が使われていると推測されました。

 相談者がこの商品を着用しても、裾部分は体に密着していませんでしたが、裾部分の縫い合わせ部は生地の重なりで硬くなっており、また、飛び出していたナイロン糸が相談者の動き等により繰り返し皮膚に接触、摩擦することで、皮膚障害につながった可能性が考えられました。このため、皮膚への物理的刺激を和らげるための対策が望まれました。

 依頼センターから販売者に対して、テスト結果を報告したところ、製造元と検討し、裾と肩部分の縫製を変更したほか、裾部分は縫い合わせ部を露出しない仕様としたという報告がありました。また、相談者には商品代金が返金されました。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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