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[2013年3月28日:公表]

乗用車のアームレスト取り付け部品のすき間に幼児が中指を挟み指先を大けが

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

 乗用車の運転者席に装備された可動式アームレストを取り付けている部品のすき間に、幼児の右手中指が挟まれ指先に大けがを負ったとの情報が消費生活センターから寄せられた。そこで事故の再発防止のため、消費者に情報提供する。


事例の概要

 コンビニの駐車場に駐車し、車内で運転者席に父親、助手席に母親、後部座席(左側)に幼児が座って昼食をとっていた。その際、運転者席に装備されている可動式のアームレストは上げた状態であった。昼食後に幼児が後部座席の中央あたりに移動して、右手を運転者席背もたれの左端、左手を助手席背もたれの右端に置き両親をのぞき込んだときに、右手が滑って、上げてあったアームレストに上半身が乗る体勢になった。アームレストは前方に下がり、右手中指が運転者席背もたれとアームレストとのすき間に入り、アームレストの取り付け部品の回転軸付近に挟まれて第一関節から先端3分の1を削ぎ落とされるように切断した。



アームレスト取り付け部の構造

 同型品でアームレストの取り付け部品を観察したところ、アームレスト側の部品と運転者席側の部品とのすき間が、アームレストを下げるのに伴い徐々に狭くなり、閉じてしまう部位があった。

 このすき間に樹脂製の模擬指を入れて確認したところ、アームレストを押し下げると模擬指の先端が押しつぶされるように変形したことから、幼児の指はこの部位で挟まれた可能性が考えられた。



消費者へのアドバイス

 乗用車の車内には可動する部位が多くあり、見えない箇所には硬質な部品が用いられている。

 このようなすき間に幼児の指が入り、大けがを負った事故が発生したことから、アームレストなどを操作するときには、手や足を挟まないように保護者は十分に注意してほしい。



業界への要望

 偶発的な要素があると考えられるものの、車内の可動する部位のすき間に幼児の手指が入り、大けがを負った事故が発生したことから、このようなすき間に幼児の手指が入らない構造とするよう要望する。



要望先

  • 一般社団法人日本自動車工業会


情報提供先

  • 消費者庁 消費者安全課
  • 国土交通省 自動車局 審査・リコール課
  • 消費者委員会事務局



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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