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[2013年3月21日:公表]

電子レンジ専用調理器のふたのつまみから発火(相談解決のためのテストから No.41)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「電子レンジ専用調理器で魚を調理したら、ふたのつまみの樹脂が発火し焦げた。危険なので発火した原因を調べてほしい。」という依頼を受けました。

 当該品は、本体に食材を入れてふたをし、電子レンジで加熱すると、「焼く・蒸す・煮る・炊く」の調理ができる電子レンジ専用調理器であり、ふたのつまみ部分には、溶けて変形したと考えられる部位が上下2カ所に見られました。ふたのつまみ部分の樹脂は、耐熱性樹脂であると表示されていましたが、分析したところ、耐熱性ではない樹脂が使用されていることがわかりました。

 また、電子レンジを使って再現テストを行ったところ、油や食材の油分がふたの裏に付着したり、ネジで固定されたつまみの内部に油分が浸入したりするなどした場合では、加熱し始めて9分後につまみから煙が発生し始め、つまみの樹脂の一部に溶けている部分がみられました。さらに、ふたが十分に冷めた後、食材を交換し、再び10分間加熱調理したところ、加熱直後につまみから煙が発生し、約7分後には、つまみの端がスパークして発火が確認されました。テスト後のつまみを調査すると、当該品に見られたような溶けた部分が確認されました。

 依頼センターからテスト結果の報告を受けた事業者は、つまみの材質を表示どおりの耐熱性樹脂に変更するとともに、つまみのネジの取り付け方法を改めました。

 その後、取っ手、つまみをシリコーンゴム製に変更し、留めネジの無い構造にした新タイプを発売、従来のものは発売を中止しました。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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